辞めてから?働きながら?看護師の転職活動、始めるタイミングとは

転職活動前
〈この記事で分かること〉
  • 転職活動はスケジュール管理がとても重要
  • 在職中から転職活動を始める場合のメリット・デメリット
  • 退職してから転職活動を始める場合のメリット・デメリット
  • 仕事探しのタイミングで迷ったら転職サイトに相談しよう
  • 「今の職場にとどまったまま、新しい職場を探すべき?」
  • 「それとも、辞めてから探した方が効率がいい?」

働きながら職探しをするの方が、収入面では安心といえるでしょう。とはいえ、ナースの仕事は多忙です。「退職して失業保険で生計を立てながらの方が楽なのでは?」と、悩む方も多いと思います。

でも、それぞれのメリットとデメリットを知れば、決断しやすくなるはずです。

本記事では、就職活動のタイミングで迷っている方向けに、それぞれの利点と短所をご紹介します。これを知れば、あなたにとってのベストタイミングがわかるでしょう。

タイミングを逃がさなければ、条件の良い職場に出会うチャンスもアップします。ベストタイミングの活動で、就職活動を有利に進めていきましょう。

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この記事を書いた人

駒田 太一

▶市立病院の総務課へ5年間出向し、医師・看護師の給与支給、福利厚生業務などを担当した。
▶現在は出向元に戻り、人事部で職員採用、定員管理、研修の立案・実施などを担当している。

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1. まずは転職活動のスケジュールを立てる

在職しながら就職活動するか、退職してから職探しに専念すべきかは悩むところです。いずれの方法を採るにしても、最初に計画を立てましょう

看護師の場合は、転職活動を始めてから次の職場に入職するまでに平均で2ヶ月程度かかると言われています。早ければ、1ヶ月で内定を得る人もいます。

駒田
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一般の会社員の場合は、平均で3ヶ月程度と言われていますから、看護師の転職活動は短期決戦と言えます。

短期間で結果を出すためには、計画的に行動しなくてはなりません。行き当たりばったりに行動していると、次のようなトラブルが発生しやすくなります。

  • 面接の日に仕事が入ってしまった
  • 複数の職場の面接日が重なってしまった
  • 内定が決まったのに今の職場を辞められない

まずは、就職活動に使える時間を確認してください。退職してから職を探すならば、今まで仕事をしていた時間をフルに使えます。でも、今の職場にとどまりながらでは、活動できる時間は限定されているものです。

毎週の休日が決まっているところもあるでしょう。しかし、病棟勤務などではシフト制です。夜勤の日もあれば日勤の日もあり、休日もシフトによって決まります。有給休暇を取りにくい職場もあることでしょう。

駒田
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働きながら就職活動をする場合は、スケジュール管理がとても重要になります!

おおよそで良いので、次の日程は最初に決めておいてください。

  • 面接試験の日時
  • 内定受諾の時期
  • 今の職場を辞める日
  • 新しい職場で働き始める日
▼転職活動のスケジュールの立て方については、こちらの記事をご覧ください。

2. 働きながら転職活動を始める場合

今の職場を辞めると決意しても、すぐに退職できるわけてばありません。引き継ぎなどで、辞めるまでにある程度の期間が必要になります。仕事と職探しの両立は、思っている以上に大変なのです。

この章では、働きながら転職活動するメリットとデメリットをお伝えします。

2-1. 働きながら転職活動するメリット

働きながら就職活動するメリットとしては、次の3つが挙げられます。

  1. 収入が確保できる
  2. 今の職場と比較できる
  3. ブランクが発生しない

収入が確保できる

働いていますので、これまでどおりの収入が得られます。生活面でが安定しているので、焦らずに納得のいく職場を探せるでしょう。また、役所で健康保険や年金の手続きをする必要がありませんので、転職活動に集中することができます。

今の職場と比較できる

応募先の職場と現在の職場を比較できるのも利点です。面接などで他の職場を知ることで、今の職場の良さに気付くこともあります。複数を比較した結果、最終的に今の職場で働き続けることを選択するナースも少なくありません。

ブランクが発生しない

働きながらであれば、キャリアにブランクが発生しないのもメリットです。今の職場から新しい職場に変わることで、ブランクの不安はなくなります。面接官からも、「前向きで計画的に行動できる人」と好印象を持たれやすいのです。

駒田
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一方、退職すると、その時点から現場を離れることになります。ブランクが長くなればなるほど、現場復帰するのに勇気が必要になります

2-2. 働きながら転職活動するデメリット

働きながら就職活動するデメリットとしては、次の2つが挙げられます。

  1. 仕事と就職活動の両立で負担が大きい
  2. 引き留められて、今の職場を辞められないことがある

仕事と就職活動の両立で負担が大きい

働きながらの転職活動は、何かと大変です。職探しに使える時間が限られています。そんな中でも。次の作業を短期間で進めていかなければいけません。

  • 情報収集
  • 履歴書など必要書類の作成
  • 面接対策
  • 面接日の調節

そのため、内定までに時間がかかってしまうケースは多いのです。スケジュールを立てて、計画的に行動しましょう。

在職中の転職活動は健康管理が大切!

在職中に転職活動する場合は、仕事で疲れていても、帰宅後に作業しなければいけません。休日も面接でつぶれるので、ゆっくり休めないでしょう。そのため、体調管理には十分気を付ける必要があります

引き留められて今の職場を辞められないことがある

転職先が決まっても辞めにくいことも多いです。看護の現場はどこも人手不足ですから、職場としては離職者を出したくありません。上司から強く引き留められるのが一般的です。

みんなが頑張っている中、退職することの罪悪感に悩まされる人も多いでしょう。強く引き留められて、「ノー」と言えないかもしれません。

駒田
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円満に辞めるための対策は、事前に立てておくことも重要です。

▼退職引き止めの対処法については、こちらの記事を参考にしてください。

3. 退職してから転職活動を始めた場合

次に、退職した後に転職活動を始める場合です。メリット・デメリットは、在職中から転職活動を始める場合の裏返しとなります。

3-1. 退職してから転職活動するメリット

退職してから就職活動するメリットは、次の3つが挙げられます。

就職活動に専念できる

応募先の情報収集から試験対策まで、十分に時間を取れます。これからのキャリアを考え、能力の棚卸しをする時間もたっぷりと確保できるでしょう。

面接の日程調節に苦労することもありません。午前中はA病院、午後からはB病院と、1日に複数の病院を面接することも可能です。一気に面接を行えば、内定を得るまでの時間を短縮できます

心身の休養がとれる

看護の現場は心身ともに過酷です。臨床の現場に疲れ果て、休養を必要としている方も多いと思います。職場から離れて、これまでの負担をリセットできるのもメリットです。

しばらくはしっかりと休養し、次のステップへ進む英気を養いましょう

内定後すぐに入職できる

内定後にすぐに働けるのも利点です。もう退職しているのですから、上司に引き留められる心配がありません。また、面倒な健康保険や年金の手続きは新しい職場で行われますので、手間を省くことができます。

3-2. 退職してから転職活動するデメリット

退職してから就職活動するデメリットは、次の3つが挙げられます。

経済的に苦しくなる

退職してからの就職活動では、収入が得られないのが、何よりのデメリットです。

ハローワークに通えば、一定期間は失業保険が支給されます。自分から退職した場合、失業保険の給付期間は3か月です。この期間を過ぎれば、収入が途絶えてしまいます。

このため、少しでも早く職を決めなければと焦りやすいのです。その結果、「ここでいいや!」と、職場選びに妥協してしまう傾向があります。

ミスマッチで後悔しないために、資金を準備しておきましょう。無職でも数か月は暮らせるだけの貯金をしてから、退職することをおすすめします。

ブランクが長いと面接官の印象が悪くなる

ブランクが長いと、採用側から不審に思われることもあるので要注意です。

退職後、数か月で希望の職場が決まれば問題はありません。でも、ブランクが長くなると「やる気が無いのでは?」と警戒されることがあります。

仕事への意欲が薄れる

本人にとっても、新しい知識や技術についていけない不安が生じるかもしれません。このような不安が、仕事への意欲を薄れる原因となることがあります。

このような状況を防ぐためにも、あらかじめ職場復帰の時期を決めておき、目標期間内の内定取得を目指しましょう。

4. 迷う場合は転職サイトに相談しよう!

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画像出典:医療ワーカー

今の職場にとどまるのか、思い切って辞めてしまうのかは、とても悩ましい選択です。現在置かれている状況によっても、判断が異なることでしょう。

どちらがベターか迷ったら、第三者の意見を参考にすることをおすすめします。このときに頼りになるのが、転職サイトです

4-1. キャリアアドバイザーが親身に相談に乗ってくれる

現在置かれている状況や性格などから、最適なタイミングをアドバイスしてくれます。その上で、ヒアリングをもとに、良い条件の職場を紹介してくれるでしょう。

働きながらの職探しでは、時間がないことがネックとなります。なかなか辞めにくいのも不安材料です。一方、退職後の職探しでは、無収入の期間を少しでも短くすることがポイントとなります。

これらの問題についても、担当のアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれるので、心強いです。

4-2. 手厚いサポートで転職活動を支援してくれる

働きながらの職探しでは、時間がないあなたに代わって面接日を調節します。円満退職の方法についてのアドバイスがもらえるのも、利点と言えるでしょう。

退職後の職探しに対しても同様です。すぐに次の職場で働きたい人もいれば、休養期間を取りたい方もいるでしょう。それぞれの希望に柔軟に対応してくれます

駒田
駒田

どのタイミングで始めるにしても、一人で悩まないことが大切です。プロの力を借りて、後悔のない職探しを実現させてください。

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5. まとめ

今回の記事では、就職活動のタイミングについて説明しました。

在籍と退職後の職探しについて、それぞれのメリットとデメリットが分かり、新たな気づきが得られたと思います。それぞれの特徴を知れば、今の自分にはどちらが向いているかを判断しやすくなるはずです。ぜひこの記事を参考に、自分にとってのベストタイミングを選んでください。

それでも迷うなら、第三者の意見を参考にしましょう。最適な職場を見つけるためには、職探しのタイミングを逃すべきではありません。そのためにも、転職のプロからのアドバイスは役に立つことでしょう。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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