
求人はどれか一つに絞って応募する方が良いの?
転職活動において希望条件に近い求人が複数見つかったとき、どうすればいいのでしょうか?
多くの看護師が、複数の求人に応募することを不誠実だと感じ、罪悪感を抱いています。あなたも、「どれか一つに絞って応募するべきでは…」と考えていませんか?
実は、複数に応募すると理想の職場に出会う確率が高まります。このようなメリットを知れば、罪悪感から解放されることでしょう。
そこで本記事は、複数の求人への応募を迷っている方に向けて、次の事項をご紹介します。
これを知って、複数の求人に応募する方法をマスターしましょう。そうすれば、理想の職場で働く可能性が格段に上がります。
求人の複数応募は看護師転職サイトを利用しよう!
複数応募を検討している看護師さんが転職を成功させるためには、『看護師転職サイト』の利用がオススメします。
看護師転職サイトを利用すると、転職のプロであるキャリアアドバイザーが二人三脚であなたの転職を無料でサポートしてくれます。
こちらでは、利用者から高い評価を得ている看護師転職サイトを3社お伝えします。まずは、この中から1~3社登録するのがおすすめです。
\看護師さんにオススメの転職サイト/
その他、看護師転職サイトの特徴や看護師転職サイトランキングを知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
関連記事
1. 複数応募は転職成功の鍵

複数の病院に応募することに不誠実な気持ちを抱いたり、面倒という方もいます。また、プレッシャーを感じて1つの病院だけに応募する方も多いことでしょう。
ただ、1箇所よりも複数に応募する方が、内定が得られる可能性が高くなります。
現在は、新卒でも中途採用でも、就職活動で複数の企業に応募するのは常識となっています。病院側も、応募者が複数応募していることは想定済みです。「相手に申し訳ない」と感じる必要はありません。
1つの病院だけに応募して、不採用になった場合を考えてみてください。求人に応募して面接を受け、内定の結果が出るまで、およそ1か月かかります。不採用になってから、別の病院に応募して内定を得るまでには、更に1か月掛かるのです。これでは、内定を得るまでに何か月も掛かってしまいます。

でも、複数に応募すれば就職活動の期間を短縮できるのです。
2. 複数応募のメリット3つ

内定の確率が上がる他にも、複数応募には次のとおり3つのメリットがあります。メリットを知れば、複数応募が当たり前とされる意味が理解できるはずです。
2-1. メリット1:比較検討で自分に合った職場が見つかる
洋服を買うときを考えてみてください。ウィンドウショッピングをして、複数のお店を見比べるのではないでしょうか。
就職活動も同じです。複数の求人に応募することで、それぞれの職場を比較することができるのです。
就職活動では、自分が採用されるかどうかに注意が向きがちです。しかし、就職はあなた自身が働く場所を選ぶ行為でもあります。
あなたが「複数の求人から最良の職場を選ぶ立場にある」ことを忘れないようにしましょう。
2-2. メリット2:新たな発見や判断材料が見付かる
複数の求人に応募して職場を比較することで、新たな気づきや発見が得られます。
求人募集だけを眺めていたのでは、それ以上の情報を得ることはできません。実際に応募し、職場に足を運ぶことで、初めて分かることの方が多いのです。
- 「A病院は医療設備が古く、最先端の医療スキルが伸ばせない」
- 「B病院は第二志望だったけど、第一志望の病院より職場の雰囲気が良かった」
- 「C病院は面接担当の看護師長がとても親切だった」
このように、新たな発見が得られるのです。

自分の目で複数の職場を確認することは、ミスマッチを防ぐ上で大いに役立つのです。
2-3. メリット3:面接数をこなすことで場馴れできる
就職活動で最も緊張するのが「面接」ではないでしょうか。何を聞かれるのか、どんな対応をすれば良いのか…、と不安でいっぱいです。
複数に応募して面接の回数をこなせば、その不安にも慣れてきます。
緊張が和らぐので、あなたの魅力が面接官に伝わりやすくなり、採用のチャンスが高まります。また、面接官からの質問も想定できるようになり、予想外の質問をされても落ち着いて対処できるようになります。
3. 複数応募のデメリット3つ

前章では複数応募のメリットについてお伝えしましたが、次のような3つのデメリットもあることを知っておきましょう。そうすれば適切に対処できるようになり、より良い結果を得やすくなります。
3-1. デメリット1:スケジュール管理が大変になる
同時に複数の求人に応募するのですから、応募に必要な対策・手続きが増えます。
- 応募先の情報集める
- 履歴書や職務経歴書を作る
- 面接対策をする
- 面接の日程を調節する
これらを同時に進行しなければいけません。
最も大変なのが、面接日の調整です。特に、現在の職場で働きながらの就職活動の場合、面接に使える時間が限られています。
面接への遅刻、欠席、日程変更は、相手からの信頼を失いかねません。面接の日程が他の病院とダブルブッキングしないよう、十分に注意しましょう。
3-2. デメリット2:履歴書や面接準備が大変になる
説得力のある志望動機を考えるためには、病院の特徴を知る必要があります。応募する病院についての情報収集が欠かせません。
複数に応募するとその分情報収集に時間が掛かることでしょう。情報収集の後は、病院の特徴に合わせた応募書類作り、面接対策が待っています。
特に、現在の職場に留まりながらの就職活動では、これらの時間を確保するのが一苦労です。その結果、充分な準備ができずに、面接などでうまく回答できないことがあります。
3-3. デメリット3:内定が複数出たときの内定辞退が大変になる
複数の病院から内定を得た場合、どこに就職するかを決めなければいけません。そして、就職しない病院に対しては、内定を辞退する必要があります。
内定を受けているにもかかわらず放置するのは、社会人としてルール違反です。とはいえ、断り事は憂鬱なことで、内定辞退が精神的な負担になることがあります。
4. 複数応募は転職サイトの利用がおすすめ

複数応募には、次のようなデメリットがあることが分かりました。
- スケジュール管理が大変になる
- 履歴書や面接準備が大変になる
- 内定が複数出たときの内定辞退が大変になる
実は、これらのデメリットは、看護師転職サイトを利用することで解消できます。看護師専門の転職サイトを利用すると、次のサービスを完全無料で利用することができます。
次の看護師転職サイトは、仕事で転職活動の時間を作れない看護師さん向けに、キャリアアドバイザーのサポートが手厚いと評判の3社を厳選したものです。

特に、時間がない方やなるべく早く転職したい方は、看護師転職サイトの活用を強くおすすめします。
看護roo!|利用者満足度96.3%、人気№1転職サイト

「看護roo!」は、看護師さんの中では「お決まり」と言われるほど人気がある看護師転職サイトで、利用満足度は96.3%を誇ります。
常に5万前後の求人を掲載し、「非公開求人」も業界トップクラスの求人数を保有しています。
また手厚いサポートが評判で、特に面接対策(模擬試験や面接同行)に力を入れています。
そのため面接に不安を持っている方は登録必須の転職サイトと言えます。
JOBANUSが行った調査でも「A:求人の質・量」「C:サポート力」「D:サイト利便性」は満点の5.0点、総合順位は全12社中1位を獲得するなど、非常に高い評価結果となりました。
レバウェル看護|友達に勧めたいサービス№1の転職サイト

「レバウェル看護」は公開求人だけでも5万件以上、全国の求人をバランスよく取り扱っています。
2019年9月に行われた調査では、「友達に勧めたいサービス№1」に輝くなど、利用者の満足度が高い転職サイトです。
最大の魅力は、転職を成功させるための圧倒的なサポート力です。
電話やオンラインによる個別相談や履歴書・職務履歴書の添削、病院の内部情報の提供など、転職活動を手厚く支援してくれます。
JOBANUSが行った調査でも「C:サポート力」は満点の5.0点、全12社中2位を獲得するなど、求職者に対するサポート力に強みがあることが分かりました。
医療ワーカー|求人とサポートのバランスに優れた転職サイト

「医療ワーカー」の最大の特徴は、求人数多さにあります。非公開求人を含めて5.7万件の求人を扱っており、全国どの地域に住んでいてもサービスを利用することができます。
正社員から派遣・アルバイトまで幅広い求人案件を扱っているため、ライフスタイルに合った働き方を選ぶことが可能。
また、全国民営職業紹介事業協会の「紹介従業者講習」を受けたアドバイザーが転職活動を支援するため、「利用満足度97%」と非常に高い評価を得ています。
JOBANUSが行った調査でも「A:求人の質・量」「B:交渉力」「C:サポート力」は満点の5.0点、「E:総合」は全12社中3位を獲得するなど、質の高いサービスを提供することが分かりました。
5. 併願は2~3つ程度に絞り込む

応募する数が多いほどチャンスが増え内定率が上がりまが、だからといってやみくもに応募数を増やすのは逆効果です。
書類選考や面接の準備に苦労しますし、面接の日程調整も大変になります。十分な対応ができず、失敗に終わる危険が高くなるのでおすすめできません。
応募する病院数は、情報収集が満足にできる範囲内に留めておきましょう。今の職場で働きながら就職活動をする場合は、特に少なめにしておくべきです。

同時に応募するのは、2~3つ程度に絞り込みましょう。
6. 面接で併願している時の答え方

就職活動では、ほとんどの人が複数の求人に応募しています。このため、面接官が「他の病院にも応募されていますか?」と質問することも多いのです。
印象を良くするために「他には応募していません」と答えたくなるかもしれません。でも、嘘は禁物です。嘘がばれたとき、あなたが困った立場に追い込まれるからです。
もし併願について尋ねられたら、「併願しています」と正直に答えましょう。正直に答えたからといって、あなたへの印象が悪くなることはありません。むしろ、誠実さが評価されることでしょう。
面接での質問内容には、すべて理由があります。

「他の病院にも応募していますか?」という質問にも、理由があるのですね!
6-1. 面接官が併願の状況を聞く理由
面接官が併願の状況を聞く理由は、「応募先と志望動機に矛盾がないか」を確認するためです。
例えば、救急病棟を希望しているのに、介護施設にも応募していたらどうでしょう。全く異なるベクトルの職場に応募していることに、面接官は不審を感じるでしょう。
「どこでもいいから、とにかく就職したいと焦っている」と受け取られるかもしれません。
その結果、熱心さが足りないという評価が下されてしまいます。面接での回答では、応募先に一貫性があることをアピールしましょう。
面接官から併願の状況を聞かれたときの対応で、大切なことがあります。それは、「ここで働きたい!」という意志をアピールすることです。「複数に応募していますが、第一志望は御院です」と伝えましょう。
以下、具体的な答え方の例をお示しします。
《回答例》
現在、他に2つの病院に応募しております。いずれも御院と同様に、総合病院の外科でございます。
ただ、私といたしましては、御院の医療姿勢に感銘を受けております。御院を第一志望として、長く尽力させていただきたいと考えております。
7. 内定を辞退する方法(電話・メール)

複数からの内定を得た場合、断ることに罪悪感を感じる方も多いと思いますが、なるべく早く返事をするのが礼儀です。
そこで、この章では内定を辞退する方法と例文を電話とメール別にお伝えします。
適切な対処法を知っておけば、ストレスを感じずに辞退できることでしょう。
7-1. 電話で辞退を伝える方法と例文
電話で内定辞退で伝えるときのポイントは、以下の5点です。
- お世話になったお礼
- 内定をもらったお礼
- 内定を辞退したいこと
- 辞退する理由
- 直接伺わず、電話連絡をするお詫び
電話での会話例を見てみましょう。
《内定辞退|電話での会話例》
あなた:お世話になっております。私は、内定通知をいただきました○○○○と申します。人事担当の○○様は、いらっしゃいますでしょうか。
病院担当:お電話代わりました、人事担当の△△です。
あなた:人事選考に応募させていただきました、○○○○でございます。今、お時間、よろしいでしょうか?
病院担当:どうぞお話しください。
あなた:1このたびは、大変お世話になりました。また、2内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。3大変申し上げにくいのですが、内定を辞退させていただきたく、お電話致しました。
病院担当:そうですか。よければ、理由を教えていただけますか?
あなた:実は、他院からも内定をいただき、非常に悩みました。4今後のキャリアを考え合わせた結果、そちらの病院への就職を決断致しました。
あなた:貴重な時間を頂いての選考にもかかわらず、このような結果になり、申し訳ありません。
5本来であれば直接お詫びに伺うべきですが、取り急ぎお電話でご連絡させていただきました。
重ねてお詫び申し上げます。
病院担当者:残念ですが、他院でのご活躍をお祈りしています。
あなた:ありがとうございます。それでは、失礼致します。
7-2. メールで辞退を伝える例文
メールでも伝える内容は電話と同じです。
- メールの内容が分かる件名にする
- 病院名と担当者名を正確に記載する
- 内定のお礼と辞退する旨を伝える
- 辞退理由を簡潔&失礼のないように記載する
- メール連絡のお詫びと病院の発展を祈る言葉を添える
メールでの回答例を見ていきましょう。
《内定辞退|メールの文例》
1件名)内定辞退のご連絡(山田太一)
2医療法人 ○○病院
人事部 ○○◯◯様
先日、看護職員中途採用の選考を受けさせていただきました山田太一と申します。
3このたびは内定の通知をいただき、ありがとうございました。
甚だ申し上げにくいのですが、内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。
4今後の看護師としてのキャリアについて改めて考えた結果、このような決断に至りました。
大変悩んだのですが、自分の適性を鑑み、別の病院への就職を決意した次第です。
貴重なお時間と温かいお心遣いを頂きましたこと、心よりお礼申し上げます。
それにもかかわらず、このような決断に至り、誠に申し訳ありません。
5直接お伺いすべきところ、メールでのご連絡となりましたことを重ねてお詫びいたします。
末筆ながら、貴院の益々のご発展をお祈り申し上げます。
****************************
氏名:
住所:
電話番号(携帯または自宅番号)
E-mailアドレス:
****************************
8. まとめ
今回は、複数求人への応募について解説しました。
複数求人への応募は転職成功のカギであること、そしてメリット・デメリットがあることが理解いただけたかと思います。
また、面接での回答例や内定辞退の文例についてもお伝えしましたので、今までより心の負担が軽くなったのではないでしょうか。
複数の求人に応募すれば、
- ミスマッチのリスクを回避しやすくなる
- 内定を得る確率も高くなる
- 短期間で就職活動を終えることが可能
などメリットが多いので、就職活動では複数の求人への応募をおすすめします。この記事を参考にして複数の求人に応募して、ぜひ転職を成功させてください。
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
JOBANUSがおすすめする看護師転職BEST3
転職した看護師さんの4人に1人は転職サイトを利用していることをご存知ですか?そこで、JOBANUSが自信を持っておすすめする看護師転職サイトを3社ご紹介します。

会員登録は3分程度で済みますし、気に入らなければメールで簡単に退会できますので、気軽に登録してみてくださいね♪
\登録はとっても簡単!3分で完了/
こちらでは、厳選した3社をご紹介しましたが、他の看護師転職サイトも見たい方は、下記の記事を参考にしてください。
関連記事