看護師転職で注意すべきブラック病院とは?|特徴と見分け方について

079_0-0_アイキャッチ画像 転職活動前
〈この記事で分かること〉
  • ブラック病院は求人募集を見ればおおよそ分かる
  • ブラック病院は病院見学で見分けることができる
  • ブラック病院の面接官は人事担当者としての資質に欠ける者が多い
  • 転職サイトは事前にブラック病院を排除してくれる

看護師が働く職場には、働き始めてから後悔するようなブラックな所があります。そうした職場は、実際に働いてみなければ分からないと思っていませんか?

確かに、働いてみて初めて気づく職場はあるかもしれません。しかし中には、求人募集を見たり職場見学をするだけで分かる所もあります

本記事では、求職中の看護師の方向けに、ブラックな病院の見分け方をご紹介します

これを読めば、避けたほうが良い仕事先の見分け方が分かります。そして、賢く満足度の高い仕事先を見つけられるでしょう。

【ベスト3】おすすめ看護師転職サイト
順位 転職サイト 登録 総合評価 特徴
王冠|第1位第1位 アイコン|看護roo!関連記事
4.8/5.0
  • 利用満足度96%
  • 常に5万前後の求人を掲載
  • 非公開求人業界トップクラス
王冠|第2位第2位 アイコン|レバウェル関連記事
4.8/5.0
  • 友達に勧めたいサービスNo1
  • 約12万件の求人を保有
  • 医療機関の内部情報に精通
王冠|第3位第3位 アイコン|医療ワーカー3関連記事
4.8/5.0
  • 4年連続支持率1位
  • 保有求人数トップクラス
  • Web面接履歴書添削を実施

この記事を書いた人

駒田 太一

▶市立病院の総務課へ5年間出向し、医師・看護師の給与支給、福利厚生業務などを担当した。
▶現在は出向元に戻り、人事部で職員採用、定員管理、研修の立案・実施などを担当している。

駒田 太一をフォローする

1. 【求人募集編】ブラック病院を見分ける方法

ブラックリストに載るような病院は、求人募集を見て判別できることが少なくありません。

どんな点に注意すれば、避けたほうが良い病院を判別できるのでしょうか?この章では、見分け方のポイントを5つご紹介します。

どれも簡単なものなので、覚えておきましょう。

1-1. 求人募集が常に出ている

求人募集が常に出ている病院は、注意が必要です。頻繁な募集は、新しく働き始める人がいる一方で、退職者も多い可能性があるからです。

離職率が高い背景には、次の2つの要因が考えられます。

  1. スタッフがずっと働きたいと感じる魅力がない
  2. 職場環境や条件が悪い

もし常に求人募集が出ている病院へ応募するのなら、やっておくべきことがあります。それは、そこで働いていた人の口コミをチェックすることです。実際に知り合いや友人から話を聞くのも良いでしょう。

駒田
駒田

そこで働いていた人の感想は、求人募集には記載されていないリアルな部分が分かります。

1-2. 病床数に対し求人数が多い

病床数に対し、看護師の求人数が多い病院も注意が必要です

病院の病床数は、看護師の数で変動するわけではありません。ベッド数は、看護師の人数や勤務体制が変わっても同じです。

看護配置の計算は、看護師の人数や勤務時間から計算します。そこから、どのぐらいの看護師が勤務しているかを予測できるでしょう。

看護師の離職率を平均の10%とすると、毎月何人ぐらいが辞めるかを予測できます。

その数と比較して募集人数が多いのなら、実際には看護師不足の病院だと考えられます。多くの人が働きたくないと思うような、魅力的ではないブラックな病院かもしれません。

駒田
駒田

募集されている求人数が多すぎる際には、裏があると考えるのが賢明です。

1-3. パート勤務の募集人数が多い

看護師のお仕事には、正社員の他にパートという雇用形態もあります。パートを多く募集している病院には、次の2つのパターンが考えられます。

  1. 夜勤をしなくても良いから働いてほしいという人手不足
  2. 外来の看護師が大勢辞めてしまった場合

パートの看護師を募集しても、必ずしもその病院がブラックというわけではありません。

夜勤が不要の診療科が新設されたと言った背景があるケースもあるでしょう。人間ドックなど日勤のみのサービスを始めたのかもしれません。

しかし、明確な理由を明記せずにパートばかりを大募集しているなら、注意が必要です。応募する際には、ブラックかもしれないと危機感を持ち、事前チェックしましょう。

1-4. 「経験者限定」となっている

多くの病院には、幅広い経験値の看護師が働いています。

それぞれ経験値やスキルにあった職務をこなしているのが一般的です。そのため、求人募集で特定の経験値が求められることは、それほど多くありません。

もし求人募集で経験者限定となっていれば、それは即戦力が不足しているということです。

即戦力が不足していることは、経験のある看護師が離職してしまう職場と言えます。人手が足りず多忙を極める職場だったり、夜勤が多いのかもしれません。その結果、新人の教育まで手が回らないために、経験者のニーズが必要になるのです。

待遇面の良い求人は要注意!

即戦力が求められる環境で働くことは、もしかしたら待遇の面では優遇してもらえるかもしれません。しかし、労働環境という点では、理想的な職場ではないケースが多いため、注意が必要です。

1-5. 「アットホームな職場」をアピールしている

アットホームな職場というと、職員同士の風通しが良いというイメージがあるでしょう。コミュニケーションを取りやすくて、働きやすい職場だと考えるかもしれません。

確かに、アットホームをアピールする職場には、そうした所もあります。小規模なクリニックなどは、働きやすさをアピールする際の表現として使います。

しかし大きな病院では、アットホームというのは現実味を感じられないでしょう。もしかしたら、いじめや派閥があり、実際は働きづらい環境かもしれません

良くも悪くもスタッフ間の距離が近ければ、それはアットホームな職場と表現できます。仕事だけの関係ではなく、お互いのプライベートまで詮索するような関係かもしれません。

2.【病院見学編】ブラック病院を見分ける方法

入職前に実際に自身が働くことになる職場を見学する病院見学はおすすめです。

求人募集に記載されていなかった雰囲気を、肌で感じられるというメリットがあります。また、実際にそこで働く人を見ることで、人間関係なども何となく把握できるでしょう。

そこでこの章では、病院見学によってブラック病院を見分けるポイントを4つご紹介します。

▼病院見学の申し込み方法やお礼状の書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

2-1. 施設内の掃除が行き届いているか?

病院は、常に衛生管理が行き届いていなければいけません。

しかし、ブラック病院は細部まで衛生管理が行き届いていないことが多いです。特に施設内の掃除は、病院見学をした時にはぜひチェックしたいポイントです。

ゴミが落ちていないか、ゴミ箱が山盛りになっていないかは、まずチェックしましょう。デスクにカルテが散乱しているとか、山積みされている場合は要注意です。

更に、患者さんや家族が利用する病室や廊下や壁も、できればチェックしたい部分です。汚れているとか、ホコリが溜まっている場合には、掃除不足が考えられます。

病院の衛生管理で看護師不足が分かる!

施設内の清掃が行き届いていない病院は、全体的にスタッフ不足が予想されます。清掃スタッフが不足している病院は、看護師も不足していると見て間違いないでしょう。

2-2. 看護師の身だしなみに好感が持てるか?

病院見学では、働く看護師たちの身だしなみもチェックしましょう。白衣が汚れているのは論外ですが、その他にも髪の色やヘアスタイルも要チェックです。

看護師のメイクも、好感が持てるかどうかをチェックすることをおすすめします。派手なメイクをした看護師が多い職場は、ブラック病院のリスクが高いです。

メイク直しができない看護師が多い場合は、忙しすぎる可能性が高いでしょう。また、看護師の笑顔がない職場は、雰囲気や人間関係が劣悪と予想できます。

病院で働く看護師の身だしなみをチェックすることは、とても大切です。身なりに気を遣う心と時間の余裕があるのかどうかが分かります。

駒田
駒田

看護師の身だしなみは、身なりをチェックして注意する上司がいるかも知ることができるでしょう。

2-3. 看護師の年齢層にバランスが取れているか

働く看護師の年齢層は、全体的にバランスが取れているのが理想的です。

若い年代ばかりが多い職場は、看護師が長続きしない病院だと言えます。多忙を極め、体力的に年配者にはキツイ職場なのかもしれません。

一方、年配者が多い職場も注意が必要です。いじめがあったり、職場内に暗黙のルールなどが存在しているのかもしれません。若い看護師が長く続かず、入ってもすぐに辞めてしまう病院の可能性が考えられます。

年齢層にばらつきがあることは、入職してからの働きやすさにもマイナスです。働きながらスキルアップができないとか、指導を受けられない可能性もあるでしょう。

駒田
駒田

病院見学をしたら、そこで働く自分をシミュレーションすることも大切です。

2-4. 見学者が来たときの態度が悪くないか

病院見学では、実際の職場で働く看護師の姿を見学させてもらいます。

見学者はゲストではありませんし、看護師は忙しいため、ほぼ無視されることも少なくありません。多くの場合は、見学者の対応をするのは、病院内で偉い役職にある人が行います。

ここでチェックするのは、見学者からの質問にきちんと答えてくれるかという点です。

話し方が何となく冷たい気がする事は、あるかもしれません。また、見学者の質問に答えないなど、論外なケースもあります。

上司となるかもしれない人が話を聞いてくれないというのは、お先真っ暗でしょう。そうした病院は、高い確率でブラックに認定される病院だと言えます。

駒田
駒田

ブラック病院かどうかを見定めるためにも、病院見学では積極的に質問することをおすすめします

▼病院見学で聞いておくべき質問については、こちらの記事で詳しく解説しています。

3.【面接編】ブラック病院を見分ける方法

ブラックリストに載る病院を見分けるには、面接での対応をチェックする方法もあります。面接官の対応を観察したり面接中に肌で感じる雰囲気も、重要なポイントです。

この章では、ブラック病院でよく見られる面接での4つの特徴についてご紹介します。

3-1. 面接官の態度が威圧的で馴れ馴れしい

採用のプロである面接官は、求職者との距離感を心得ています。そんな中で、やけに威圧的な態度を取るとか、逆に馴れ馴れしすぎるというのは要注意です。

もし面接中に威圧感や圧迫感を感じたら、その病院はブラックな可能性が高いと言えます。

面接官の素質が欠けているのでは、適切な人材を採用していないことが懸念されます。そうした職場で働いても、人間関係でトラブルが起こりやすくなります。

面接官は友人ではありませんし、求職者と仲良くなることを目的としていません。しかし、社会人としての礼儀作法をわきまえた面接なら、圧迫感を感じないものです。

面接官は病院組織を映し出す鏡

面接官は、病院の人事や問題解決の際には、大きな役割を果たす人事担当者です。人事担当者としての資質に欠け、その機能が正常に機能していないことは、職員にとってはマイナスでしかありません。

3-2. 面接時に採用・入職を急がされる

面接の場で採用を決断したり、すぐに働いてほしいと急がされる時には注意しましょう。もしかしたら、深刻な人手不足に陥っている可能性も考えられます

面接でとても気に入った人材に対し、即決とも取れる良い感触を与えることはあるでしょう。しかし、その場で求職者に意思決定を迫ることは通常ありません

急募なら、面接から入職までの期間は1週間~2週間程度と短いことはあります。その場合、のんびり考えていると、それが理由で不採用になることはあるでしょう。

しかし、たとえ急募であったとしても、面接の場所で決めろと迫られることは、まずありません。

3-3. 残業時間や離職率の逆質問に答えない

面接は、面接官が求職者を吟味する場であると同時に、求職者も質問する場でもあります。基本的にどんな質問もOKなので、積極的に質問しましょう。

次の事項は、面接で聞いておきたい質問です。

  • 残業時間
  • 残業手当の有無
  • シフトの組み方
  • 有休の消化率
  • 離職率

このような質問は、病院側は答えたくないかもしれませんが、求職者にとっては大切な情報です。

そのため、遠慮なく質問することをおすすめします。もしも明確な答えが返ってこなかったり、話をはぐらかされるような場合は、注意したほうが良いでしょう。

病院のホームページで分かることは聞かない!

質問内容が労働条件についてばかりだと、病院から敬遠される可能性もあります。また、ホームページで分かる情報は、面接で質問することは避けたほうが良いでしょう。

3-4. 面接時に求人広告より高い給与額を提示される

看護師求人の中には、多くの転職希望者を集めるために給与を高めに提示している場合があります。

しかし、これは嘘の金額を提示しているわけではありません。基本給に各手当も含めた金額を、給与として提示しているのです。そのため、面接においては、求人募集の給与に含まれている各種手当についても質問しましょう

また、面接時に求人よりも高い金額を提示されることは、皆無ではありません。例えばスキルや経験値が高ければ、給与を引き上げてくれることはあります。

しかし、相場よりも明らかに高額な給与額を提示される場合には、裏があると考えましょう。喉から手が出るほど人手が欲しいのかもしれません。

そのため、提示された給与が適正な金額か判断できるように、事前に相場を調べておくことをおすすめします。

4. ブラック病院を見極めには”情報収集”が大切

ここまでご紹介したとおり、ブラック病院を見分ける方法は数多くありますが、事前の情報収集で見極められることも少なくありません。

もし情報収集の段階で見極めることができれば、ブラック病院の面接に費やす無駄な時間を省くことができます。

そのでこの章では、ブラック病院を見極めるための情報収集の方法を2つご紹介します。

4-1. 口コミをチェックする

看護師の仕事探しでは、口コミをチェックすることは大きな情報収集効果があります。実際にそこで働いていた人の意見や感想は、ネットで口コミとして紹介されています。

本音を知ることができるという点では、どんな病院へ応募する際にも役立ちます。

口コミサイトの上手な使い方

口コミをチェックする際には、良い部分と悪い部分を両方収集すると良いでしょう。良い口コミからは、どんな雰囲気や人間関係なのかという情報を得ることができます。悪い口コミからは、労働条件や職場の雰囲気を知ることができるでしょう。

複数の口コミを読むことで自分が働く姿をシミュレーションしやすくなります。その結果、応募先を絞り込みやすくなるでしょう。

口コミサイトでおすすめは「ナスコミ」

ナスコミ
画像出典:ナスコミ

口コミサイトで最もおすすめななのは「ナスコミ」です。

ナスコミは病院、クリニックなどの医療機関の口コミの投稿、閲覧ができるほか、ハローワークや人材紹介会社が提供する求人情報を閲覧、応募することもできます。

利用には会員登録(無料)と職場の口コミ投稿が必要ですが、10万件近いリアルな声を見ることができますので、転職で気になる病院があれば、口コミを投稿した上で覗いてみましょう。

「ナスコミ」の特徴
  • 会員登録・利用料は無料
  • 口コミの投稿・閲覧には無料の会員登録が必要
  • 閲覧には一つの施設につき100ポイントが必要
  • 口コミを一つ投稿すると100ポイント獲得できる

4-2. 転職サイトを活用する

07_2-4_専任アドバイザーがサポート
画像出典:医療ワーカー

看護師転職サイトを活用するという方法も、ブラックな病院を回避する方法の一つです。

看護師求人サイトは、事前にブラックな病院を排除しているという特徴があります。信頼できる病院のみを、事前にフィルターにかけてくれているのです。仕事探しをする人にとっては、これは大きな安心感と言えるでしょう。

もちろん、こうしたサイトが全てのブラックな病院を排除できるわけではありません。あくまでも、明らかなブラック病院を事前に排除してくれている、と考えましょう。

▼JOBANUSがおすすめする看護師転職サイト12選については、こちらの記事をご覧ください。

5. まとめ

今回の記事では、看護師が働くブラックな病院について分かりやすい特徴を説明しました。

求人募集の見方が分かり、応募先を絞り込みやすくなったのではないでしょうか?また、病院見学をする際にも、何をチェックするべきかが分かったことでしょう。

中には、実際に働いてみなければ分からないブラックな部分はあるかもしれません。しかし、そうした部分は、どんなにリサーチをしても見つけることは難しいものです。

仕事探しの段階で、できることを最大限にして、転職後の満足度をアップさせましょう。上記のポイントを踏まえて転職先を探せば、ブラックな病院を見分けることができます。

看護師の仕事探しでは、ぜひこの記事でご紹介したポイントを参考にしてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。


JOBANUSがおすすめする看護師転職BEST3

転職した看護師さんの4人に1人は転職サイトを利用していることをご存知ですか?そこで、JOBANUSが自信を持っておすすめする看護師転職サイトを3社ご紹介します。

駒田
駒田

会員登録は3分程度で済みますし、気に入らなければメールで簡単に退会できますので、気軽に登録してみてくださいね♪

登録はとっても簡単!3分完了

順位 転職サイト 登録 総合評価 特徴
王冠|第1位第1位 アイコン|看護roo!関連記事
4.8/5.0
  • 利用満足度96%
  • 常に5万前後の求人を掲載
  • 非公開求人業界トップクラス
王冠|第2位第2位 アイコン|レバウェル関連記事
4.8/5.0
  • 友達に勧めたいサービスNo1
  • 約12万件の求人を保有
  • 医療機関の内部情報に精通
王冠|第3位第3位 アイコン|医療ワーカー3関連記事
4.8/5.0
  • 4年連続支持率1位
  • 保有求人数トップクラス
  • Web面接履歴書添削を実施

こちらでは、厳選した3社をご紹介しましたが、他の看護師転職サイトも見たい方は、下記の記事を参考にしてください。

関連記事

≫【看護師転職サイト】おすすめランキング12選|採用担当者が25評価項目を基に徹底比較

タイトルとURLをコピーしました