- 「転職したら今より給料が下がってしまうのでは?」
- 「どうすれば収入を維持したまま転職できるの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
看護師の転職では、勤務形態や施設の種類によって年収が大きく変動し、慎重な選択が求められます。
本記事を読めば次のことがわかります。
- 収入が下がってしまいやすい転職先の特徴と事前の確認ポイント
- 年収アップが期待できる転職先の職場環境や求人の探し方
- 給与交渉を有利に進めるための具体的な準備と注意点
- 条件交渉に強い転職サイトの選び方とその活用方法
より良い条件での転職を実現したい看護師の方は、ぜひ参考にしてみてください!
1. 看護師転職で給与が下がる5つのケース

看護師の転職では、よりよい待遇や環境を求めて転職先を選ぶものの、結果として給与が下がってしまうケースが少なくありません。適切な情報収集と慎重な判断が重要です。
この章では、看護師転職で給与が下がってしまう典型的なケースと、その予防策について解説していきます。
1-1. 病院からクリニックへ転職
クリニックへの転職は、基本給与が下がらなくても年収減少のリスクが高くなります。
大規模病院と比べて経営規模が小さいクリニックでは、基本給与は維持できても福利厚生が十分でないケースが多く見られます。特に以下の面で待遇が異なることが多いため、実質的な収入減につながりやすい傾向にあります。
- 賞与(ボーナス)の支給額が少なめ
- 住宅手当や家族手当などの各種手当が限定的
- 残業代や夜勤手当などの時間外勤務手当が少ない
- 退職金制度が整備されていない
また、クリニックは個人経営が主流のため、経営者の方針によって待遇に大きな差が生まれます。面接時には基本給与だけでなく、これらの待遇についても具体的に確認することが重要です。

クリニックへの転職では、基本給に注目しがちですが、実は賞与や各種手当の有無がカギとなります。面接では必ず手当の詳細や賞与実績を具体的に確認してください。条件面は採用担当者との丁寧なすり合わせが重要です。
1-2. 夜勤がない施設へ転職
夜勤のない職場への転職は、月収が約5万円程度減少する可能性があります。
夜勤手当がなくなることで収入が大きく減少しますが、心身の負担軽減というメリットがあります。日本看護協会の調査によると、二交代制夜勤の場合、月平均4.7回の夜勤で約51,822円の夜勤手当が支給されているとのデータがあります。夜勤がない職場に転職する際は、以下の待遇面を必ず確認しましょう。
- 基本給の水準
- 日勤帯の残業手当の有無
- その他の手当(職務手当、資格手当など)の支給状況
- 賞与の支給実績
夜勤をなくすことで失われる収入を、他の手当で補えるかどうかが重要なポイントです。生活設計に大きく関わる問題ですので、転職を決める前に家計のシミュレーションを行うことをお勧めします。
1-3. 限られた求人の中から転職先を決めた
転職活動では複数の求人を比較検討することが、好条件での転職成功の鍵となります。
焦って最初の内定先に決めてしまうと、より良い条件の求人を見逃してしまう可能性が高くなります。転職活動では、以下のポイントに注意して慎重に進めることが大切です。
- 複数の転職サイトに登録して情報収集
- 希望条件に合う求人を最低3社は比較
- 面接は可能な限り複数の施設を受験
- 内定後も一定期間は求人をチェック
入職時期に余裕を持たせることで、より良い条件での転職が可能になります。退職時期が決まっている場合は、2~3ヶ月前から本格的な転職活動を始めることをお勧めします。焦って決めるよりも、じっくりと比較検討する方が長期的にはメリットが大きいのです。
1-4. 求人情報だけで転職先を決めた
転職サイトの活用は、非公開求人へのアクセスを通じて年収アップのチャンスを広げます。
求人サイトやハローワークだけでは、好条件の求人情報を見逃してしまう可能性が高くなります。特に非公開求人は、以下のような特徴を持つ傾向があります。
- 緊急採用で待遇が良い案件が多い
- 人材確保のために給与水準を高く設定
- 福利厚生が充実している
- 職場環境の改善に積極的
転職サイトは求人の詳細な情報や職場の実態も把握しています。そのため、給与以外の労働条件も含めて、あなたの希望に合った転職先を効率的に見つけることができます。特に年収アップを目指す場合は、複数の転職サイトを併用することをお勧めします。
1-5. 賞与・手当の確認不足
基本給だけでなく、手当や賞与を含めた年収ベースで転職先の待遇を判断することが重要です。
求人票に記載された基本給が現職より高くても、実際の年収が下がるケースは少なくありません。転職先の選定では、以下の項目を必ず確認しましょう。
- 賞与の支給回数と支給実績
- 夜勤手当の単価と想定回数
- 住宅手当や扶養手当の有無と金額
- 残業手当の計算方法
年収は基本給の12倍ではなく、すべての収入を合計した金額です。面接時には遠慮せずに、前年度の平均年収や手当の詳細について質問することをお勧めします。入職後に「聞いていた条件と違う」というトラブルを防ぐためにも、細かい確認が必要です。
2. 看護師転職で給与が上がる4つのケース

看護師の転職先として、病院以外にも魅力的な選択肢が増えています。特に近年は、高待遇で看護師を募集している職場が様々な分野で出てきており、給与アップのチャンスが広がっています。
この章では、看護師転職で給与アップが期待できる具体的なケースを詳しく解説していきます。
INDEX
2-1. 有料老人ホームは施設によっては高給が期待できる
民間企業が運営する有料老人ホームでは、効率的な経営と高い営業収益を背景に、看護師の給与水準が高く設定されています。
近年、介護施設の運営に参入する民間企業が増加しており、特に有料老人ホーム業界では競争が活発化しています。民間企業の介護施設には以下のような特徴があります。
- IT活用による業務効率化の推進
- コスト管理の徹底による収益性の向上
- 人材確保のための待遇改善の取り組み
- キャリアアップ制度の充実
人材の獲得競争が激しい地域では、さらに給与水準が上昇する傾向にあります。ただし、施設によって経営状況や待遇に大きな差があるため、転職の際は複数の施設を比較検討することが重要です。特に夜勤体制や有給休暇の取得状況などの労働条件も併せて確認しましょう。
2-2. 訪問看護ステーションは人手を確保するため給与・待遇が良い
訪問看護は看護師不足を背景に、夜勤なしでも高収入が期待できる転職先です。
訪問看護ステーションでは、地域包括ケアシステムの普及に伴う需要増加と人材不足により、給与水準が上昇傾向にあります。待遇面では以下のような特徴があります。
- 夜勤はないが、オンコール手当で収入を確保
- 年齢や経験年数による給与格差が小さい
- 基本給が比較的高めに設定
- 訪問件数に応じたインセンティブ制度あり
民間企業の参入増加により、待遇改善の競争が活発化しています。特に都市部では人材確保のための給与上乗せや福利厚生の充実が進んでいます。ワークライフバランスを重視しながら収入アップを目指す看護師にとって、魅力的な選択肢となっています。

訪問看護は現在、人材確保のため給与水準が上昇傾向にあります。特にオンコール手当は施設によって大きな差があるので、具体的な計算方法と実績値を確認することをお勧めします。
2-3. 美容系職場は報奨金やノルマ達成によるインセンティブがある
美容クリニックでは、基本給に加えて販売ノルマ達成のインセンティブで年収500万円以上も可能です。
美容医療は自由診療が中心のため、一般的なクリニックと比べて収益性が高く、看護師の待遇も良好です。以下のような収入機会があります。
- 一般クリニックより高めの基本給
- 美容商品の販売による歩合給
- 施術補助に対する技術手当
- 新規患者紹介のインセンティブ
努力次第で年収600万円以上も十分に狙える職場環境です。ただし、接客や営業のスキルも求められ、美容商品の販売ノルマがある施設がほとんどです。看護業務以外の仕事にも意欲的に取り組める方に向いている職場といえます。
2-4. 産業保健師・産業看護師は残業が少ない割に給料が高い
産業保健師は、残業や夜勤が少ないにもかかわらず、大企業からの求人が多く高給が期待できます。
企業の従業員の健康管理を担当する産業保健師は、労働環境と待遇の両面で魅力的な職種です。大企業での勤務が中心となるため、以下のような好条件が揃っています。
- 一般企業並みの高水準な基本給
- 充実した福利厚生制度
- 安定した賞与支給
- 定時退社が基本の勤務体系
大手企業の給与体系に準じるため、経験年数に応じた昇給も期待できます。健康診断の実施や保健指導が主な業務となるため、病棟勤務と比べて身体的負担も少なく、ワークライフバランスを重視する看護師に適しています。
3. 看護師転職で給与を下げない3つのポイント

看護師の転職では、給与を維持したまま、より働きやすい環境に移ることは十分可能です。ただし、そのためには適切な準備と情報収集が欠かせません。
この章では、看護師転職で給与を下げないために押さえておくべきポイントを解説していきます。
3-1. 転職の希望条件を明確にする
労働条件に関する希望を具体的にリストアップすることが、給与ダウンを防ぐ第一歩です。
給与は重要な要素ですが、それだけを重視して転職先を選ぶと、長期的なキャリア形成の妨げになる可能性があります。転職活動を始める前に、以下のような項目について具体的な希望条件を整理しましょう。
- 給与の最低ライン
- 希望する勤務形態(日勤・夜勤の回数)
- 通勤時間の上限
- 希望する診療科や業務内容
- 重視する福利厚生(育休制度など)
- キャリア開発の機会
条件を明確にすることで、効率的な求人探しが可能になります。また、面接時の質問や条件交渉の際にも、自分の希望を明確に伝えることができます。優先順位をつけて、譲れる条件と譲れない条件を区別しておくことも重要です。

給与交渉では、現在の手当を含めた実収入の内訳を明確に説明できることが重要です。また、キャリアアップの希望も伝えることで、将来的な昇給の可能性も広がります。
3-2. 求人情報を多く集めて比較検討する
多くの求人情報を収集・比較することで、好条件の転職先を見つけやすくなります。
転職活動では、最初に設定した「譲れない条件」を基準に、できるだけ多くの求人情報を集めることが重要です。情報収集の際は、以下の手順で効率的に進めましょう。
- 複数の転職サイトに登録
- ハローワークの求人もチェック
- 転職サイトを活用
- 希望エリアの病院の公式サイトを確認
必須条件を満たす求人を3つ以上比較することをお勧めします。比較する際は、給与面だけでなく、福利厚生や育成制度なども含めて総合的に検討します。一つの求人にこだわりすぎると、より良い条件の職場を見逃してしまう可能性があります。

求人票に記載されている給与額は、あくまでも目安です。実際の収入は夜勤回数や残業時間によって大きく変わります。必ず実態を確認し、現職との違いを細かく比較することをお勧めします。
3-3. 転職サイトのキャリアアドバイザーに相談する
転職サイトは給与交渉のプロフェッショナルとして、あなたの待遇改善をサポートします。
給与交渉は転職成功の重要なポイントですが、個人で行うのは難しいものです。転職サイトは以下のような交渉のサポートを提供してくれます。
- 業界標準の給与水準の情報提供
- あなたのスキルや経験に見合った給与額の提案
- 基本給以外の手当に関する交渉
- キャリアプランに応じた昇給条件の確認
交渉のプロである転職サイトは、病院側との良好な関係も持っています。そのため、求職者が直接交渉するよりも、条件面での柔軟な対応を引き出せる可能性が高くなります。特に転職活動が初めての方は、エージェントのサポートを積極的に活用することをお勧めします。

採用側としても、優秀な看護師の確保は重要課題です。エージェントを通じた交渉では、あなたのスキルや経験をアピールしやすく、より良い条件を引き出せる可能性が高まります。
4. 年収の条件交渉に強い転職サイト3選

転職を考える中で待遇面の不安はありませんか?特に、現在の年収を維持または向上させたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
実は、転職時の給与交渉は非常に重要ですが、同時に難しい課題でもあります。ここで力を発揮するのが、看護師専門の転職サイトです。転職サイトでは、経験豊富なアドバイザーが個別相談に応じ、あなたのスキルや経験に見合った適切な待遇を提案してくれます。
特に「看護roo!」は、業界トップクラスの求人数を誇るだけでなく、給与交渉のポイントや待遇改善の具体的な方法についても詳しいアドバイスが受けられると評判です。現在の年収を下回ることなく、むしろ上回る条件での転職を実現した事例も多数あります。
ただ、どのサイトも担当者の良し悪しでサポートの質が変わることがあります。そのため、複数のサイトに登録して比較することが重要です。
各サービスでは求人情報の提供だけでなく、履歴書の添削や面接対策も行っています。転職活動を効率的に進めたい人は、2~3社まとめて登録するようにしましょう。
看護師転職サイトは、以下のような理由から、2~3社の転職サイトに登録しておくことで、より自分に合った転職が可能です。
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- 自分にぴったりのコンサルタントと出会う確率が上がる。
- 他社の「非公開求人」や「独占案件」にも目を通せる。
- 転職サイトの「弱み」を他社で補うことができる。
もし「このサイトは使えないかも」と思った場合も、メールで簡単に退会できます。ですから、転職サイトは2~3社まとめて登録し、多角的に転職活動を進めてみてください。
ここでは、JOBANUSがおすすめする看護師転職サイトを3社ご紹介します。
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5. まとめ
今回の記事では、看護師の転職における給与変動のリスクと対策について詳しく説明しました。
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以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。