応援ナース、給料はどれくらい?メリット・デメリット完全解説

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  • 「応援ナースってどういう仕事なの?」 
  • 「トラベルナースや派遣ナースとは何が違うの?」 
  • 「地域や病院によって働く条件は変わるの?」 
  • 「高収入を得られるとはいえ、リスクはどれくらい?」 

このような疑問や不安を抱えている看護師の方も多いのではないでしょうか。

実際、応援ナースとして働くことは高収入や多様な経験を積むチャンスですが、それには忙しい病院が多い、地域や病院による文化の違い、人間関係の悩みなど、様々な課題も伴います。 

そこで本記事では、 

  • 応援ナースの基本的な定義とトラベルナース、派遣ナースとの違い
  • 地域ごとの特色と勤務条件
  • メリットとデメリット、そしてその対処法

などについて、詳しく解説します。

この記事を読むことで、応援ナースとしての働き方の選択肢が広がり、より賢い転職活動やキャリアプランを描くための参考となるでしょう

最後までぜひご覧ください。 

▼応援ナースについては、こちらの記事でも紹介しています。
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1. 応援ナース・トラベルナースとは?

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この章では、応援ナースの基本的な概念を解説し、他の看護師の働き方との違いを比較しながら紹介していきます。

1-1. 応援ナースとは?

応援ナースとは、看護師が不足している地域や病院に期間限定で雇用され、即戦力として働く制度です。

期間は6カ月程度が一般的です。しかし応援ナースと受け入れ先の医療機関の双方が希望すれば、期間の延長や正規職員として採用されることもあります

応援先は都市部の忙しい病院や、離島などの働き手が少ないエリアが多く、派遣先が遠方な場合には引っ越しが必要なケースもあります

駒田
駒田

応援ナースに特に向いている人は、チャレンジ精神が旺盛で、相手の懐に飛び込むのが得意な人です。また、明るくて人なつっこい性格の人や、「短期間で稼ぎたい」「北海道や沖縄で働きたい」など応募する目的がはっきりしている人にもおすすめです。

1-2. 応援ナースとトラベルナースとの違い

応援ナースとトラベルナースには違いがあるのでしょうか。結論から言うと、看護師転職サイトによって「応援ナース」や「トラベルナース」と呼び方が異なるだけで、両者に違いはありません

トラベルナースは応援ナースと同様、紹介を受けた医療機関と直接雇用契約を結び、決められた期間働くという形式となっています。

ポイント
  • 応援ナースとトラベルナースは同じ制度です。
  • ナースパワーは、この制度を「応援ナース」と呼んでいます。
  • マイナビ看護師は、この制度を「トラベルナース」と呼んでいます。

1-3. 応援ナースと派遣ナース(看護師)の違い

応援ナースと派遣看護師の仕組み

■応援ナースとは

応援ナースとは、医療施設や病院と直接雇用契約を結ぶ制度です。看護師転職サイトなどの仲介会社から勤務先が紹介され、賃金はその勤務先から直接支給されます。面接に行く手間がほとんどなく、書類審査や電話面接だけで採用が決まる場合が多いです。

■派遣ナース(看護師)とは

一方、派遣ナース(看護師)とは、派遣会社と契約して、その後各種医療施設や病院に派遣される制度です。条件交渉や勤務条件は主に派遣会社を通じて行われます。

ポイント

【応援ナースの特徴】

  • 収入面で優れている
  • 転職しやすい
  • メリハリをつけたい生活ができる

【派遣ナース(看護師)の特徴】

  • 採用ハードルが低い
  • 夜勤を避けることができる
  • 私生活の時間を優先できる

2. 応援ナースの赴任先の特徴や給料

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この章では、応援ナースの赴任先の特徴や給料の手取りについて解説します。

赴任先によって忙しさや収入は違うのか、詳しく見てみましょう。

2-1. 都市圏応援ナース

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画像出典:ナースパワ公式HP

首都圏応援ナースとは、東京、埼玉、千葉、神奈川などの都市部に短期間または期間限定で赴任する制度のことです。

看護師不足が顕著な都市部の医療機関に雇用されるため、特に高い月収の機会があります。月収は約45万円~50万円とされており、臨床経験3年以上の経験であれば応募が可能です。

働く医療機関の選択肢は多岐にわたります。病棟から手術室、透析室など、専門性を活かせる場が多く存在します。多くの首都圏応援ナースが働いている病院を選ぶことで、刺激を受けながら成長できる環境で業務に携わることができます

交通アクセスも都市部という利点を活かして、比較的容易です。多くの場合、医療機関は駅からも近く、通勤がしやすい環境が整っています。ただし、都市部特有の高い生活費や人口密度によるストレスには注意が必要です

駒田
駒田

首都圏応援ナースは、高収入とプロフェッショナリズムを求める看護師にとって魅力的な働き方です。また、都市部での働き方ならではの利点、例えば多様な文化やアクティビティに触れられる機会も多く、プライベートも充実させることが可能です。ただし、都市生活のデメリットにもしっかりと備え、バランスの良いライフスタイルを心掛けることが大切です。

2-2. 北海道応援ナース

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画像出典:ナースパワー公式HP

北海道応援ナースとは、北海道の医療機関に短期間または期間限定で赴任する制度のことです。

札幌エリアを含む多くの人気地域で求人があり、高収入の機会も豊富です。具体的には、月収45万円以上の可能性があり、赴任・引越し費用の支給や寮の手配もあります

ただし、交通の便を考慮しながらエリアを選ぶことが重要です。北海道は広大な土地であり、札幌から函館や稚内までの距離は300km以上もあるため、慎重な選択が求められます。

働く場所としても、北海道は観光地が多く、大自然を満喫できる点が魅力。既に多くの看護師さんが、オフの日にはレンタカーでドライブを楽しんだり、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツでリフレッシュしています。

駒田
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北海道応援ナースは、高収入を得ながらもプライベートも充実させることができます。地域によっては求人が広範にわたっているので、自分のライフスタイルや好みに合った場所で働くことができるでしょう。

2-3. 離島応援ナース

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画像出典:ナースパワー公式HP

離島応援ナースは、全国の離島にある医療機関や介護施設に短期間または期間限定で赴任する制度のことです。東京や兵庫、鹿児島など、離島応援ナースの求人は多岐に渡ります。

離島応援ナースの月収は、約30万~40万円です。都市圏応援ナースや北海道応援ナースよりも収入は低いものの、都市圏のような忙しさは無いようです

離島には、その地域ならではの生活リズムやコミュニティがあります。生活面では、通信販売で注文しても送料が割高だったり配達制限があったりするなど、不便なこともあるようです

応援先の医療機関や介護施設でも、物資や設備が限られていることも珍しくありません。そのため、離島ならではの生活や地域に溶け込むために、ある程度努力する必要があるでしょう。

2-4. 沖縄応援ナース

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画像出典:ナースパワー公式HP

沖縄応援ナースとは、沖縄県内の医療機関で短期間または期間限定で赴任する制度のことです。この働き方は、美しい海や自然環境が魅力の沖縄で、多くの求人が出ています。

月収は約30万~40万円とされており、地域や施設によってはさらに手当が付く場合もあります

沖縄は観光地としても非常に人気があり、そのため医療ニーズも高いです。観光シーズンには特に忙しくなることが多いので、一定のスキルと経験が求められます。一方、休日や連休を利用して観光地を訪れることも可能です

西表島や小浜島といった美しい島々への旅行はもちろん、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツを楽しむことができます。交通の便も比較的よく、那覇市を中心としたエリアではバスやモノレールがありますが、働く場所によっては車が必要な場合もあります

駒田
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沖縄応援ナースは比較的高収入を得られるだけでなく、美しい自然環境でリフレッシュする機会も豊富にあります。自分のライフスタイルや好みに合わせて、充実した働き方ができるでしょう。特に、マリンスポーツや自然が好きな方には、この仕事形態は非常に魅力的と言えます。

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3. 応援ナースのメリット

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看護師の仕事には厳しい側面も多いですが、応援ナースとして働くことで新たな働き方の可能性が広がります。

この章で取り上げる6つのメリットを知れば、もしかしたら応援ナースとしての活動に興味を持つかもしれません。

3-1. 期間限定で高収入を得られる

応援ナースの給料
赴任先 月収(看護師) 月収(准看護師)
都市圏応援ナース 約45万~50万円 約37万~40万円
沖縄応援ナース 約30万~40万円 約25万~35万円
離島応援ナース 約30万~40万円 約25万~35万円
北海道応援ナース 約45万~50万円 約37万~40万円

応援ナースのメリットとして、期間限定で高収入を得られることがあげられます。

応援先は即戦力のある看護師を求めています。高い報酬を払ってでもスキルを持つ看護師に働いてほしいと願い募集をかけているためです。地域によって給与に幅がありますが、高いところでは月収50万円近くになることも珍しくありません。

3-2. 人間関係のトラブルが比較的少ない

人間関係のしがらみが最小限なことも応援ナースのメリットとして挙げられます。

看護師は女性が多い職場であるため、人間関係のトラブルは珍しくありません。職場によっては「仕事のやり方が合わない」「看護観が違う」などが原因で、病棟内で派閥があることも。

お局の看護師が、新人看護師に行き過ぎた指導や嫌がらせをしているケースもあります。何年間も同じ環境で働いていると、嫌がらせや派閥に巻き込まれて嫌な思いをすることもあるでしょう。

一方で、応援ナースは半年間の期間限定で勤務するため、職場のドロドロとした人間関係に深入りせずに済みます。

3-3. 寮完備、引越代支給で負担が少ない

6カ月程度の期間限定勤務である応援ナースには、寮が完備されているうえ、引越代も支給されている応援先がほとんどです。

寮には、テレビや冷蔵庫などの家電製品や家具は一通りそろっています。「都会で働いてみたいけれど、うまくやっていけるか不安」「離島でのんびり生活しながら看護師をしてみたい」と考えている方にとって、引越にかかる初期費用をすべて負担してもらえるのは大きなメリットと言えるでしょう。

中には、東京で半年間応援ナースとして働いたあとは、夏のシーズンは沖縄でレジャーを満喫。冬には北海道に移動し、ウィンタースポーツを楽しむというスタイルをとっている看護師もいます。

駒田
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引越費用や家賃の心配がなく、環境を変えてその地域での生活を楽しめることも応援ナースのメリットの一つです。

3-4. 自分の希望条件で働くことができる

自分の希望条件で働くことができる点も、応援ナースの魅力の一つです。

働くエリアはどこがいいのかだけでなく、応援先も病院や診療所、介護施設などから選べます。また、正規職員として雇用されていると避けられない委員会や係の業務を任されることがないため、看護業務に専念できます。

時間外の会議や勉強会への参加を義務付けられることなく、プライベートな時間が確保しやすくなるでしょう。

3-5. 長期の休みがとれる

応援ナースとして働く時期は、自分で設定可能です。応援ナースとして期間を決めて働いた後は、長期休暇をとってリフレッシュすることもできます。

長い休みを取ってのんびりと過ごしたり、旅行や留学をしたりするなど、正規職員では不可能な生活スタイルも、応援ナースなら実現できるでしょう。

3-6. 契約期間終了後は正規職員への道も

応援ナースの基本的な契約間は6か月となっていますが、希望に応じて2~3か月単位での延長も可能です

また、契約中の働きが高く評価され、正式なスタッフとして採用されることも珍しくありません。短期契約での良いパフォーマンスは、長期雇用への道を拓く大きな要素になるのです。

駒田
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正式なスタッフになった場合の待遇(給与、福利厚生、休日、勤務時間は病院規定となります。

4. 応援ナースのデメリットとその対処法

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この章では、応援ナースとして働く際のデメリット6つと、それらにどう対処すれば良いかについて詳しく説明していきます。

4-1. 基本的に忙しい病院が多い

応援ナースが配属される病院は、多くの場合、人手不足や多忙な環境が一般的です。これは、応援ナースが主に短期間で人手不足を補うために呼ばれるため、当然ながら忙しい病院が多いのです。

このような状況は、疲労の蓄積やストレス、さらには職務に対する満足度の低下に繋がることもあります。

医療従事者の健康とストレスに関する調査によれば、多忙な環境で働くと、ストレスや疲労が高まる可能性が高く、これが長期間続くと心身に影響を与える可能性も指摘されています

4-2. 退職金がない職場が多い

応援ナースは、退職金がない職場がほとんどです。看護師に限られた話ではありませんが、退職金の制度は法律などで定められたものではありません。

退職金は3年以上勤めるともらえる職場が多く、半年の期間限定で働く応援ナースには支給されない場合が多いでしょう。

4-3. 年収では常勤より少ないケースも

月収が高い応援ナースですが、実際の年収ベースでは常勤よりも収入が少ない場合もあるため、注意が必要です。

前述のように退職金がない職場がほとんどであることに加えて、ボーナスや昇給がないため、年収に換算すると少なくなってしまうのです。また、応援ナースは半年間の契約なので、有給休暇が原則支給されません

有給休暇は、入社してから6カ月間継続して勤務し、その期間の8割以上出勤していれば付与される制度です。そのため、体調不良で仕事を休む場合には、欠勤扱いとなり減給の対象となってしまうでしょう。

4-4. 帰りの諸費用は自己負担

応援ナースとして赴任する際の引っ越し費用は応援先が負担してくれますが、帰りの諸費用は自己負担、もしくは全額支給されないことがあります。

旅行気分で赴任中に買い物を楽しむ応援ナースは多いですが、荷物が増えすぎてしまうと帰りの引っ越し費用が高額になるでしょう。

なお、帰りのタイミングが繁忙期と重なると、飛行機代や引っ越し費用が割高になるケースがあるため、注意が必要です。

4-5. 正看護師の勤務を迫られることがある

応援ナースを募集している病院は、慢性的な人手不足に悩まされています。そのため、仕事ぶりが評価されると、契約期間を延長して正規職員として勤務してほしいと迫られることも少なくありません。

せっかく人間関係や職場のしがらみに囚われずに働ける応援ナースを選択しているのに、常勤として働くことを迫られると煩わしく感じる方もいるでしょう。

なお、応援ナースから正規職員に雇用形態を変更する場合、応援ナースとして働いている頃よりも月収が下がるケースもあるため、注意が必要です。

4-6. 病院の都合で契約更新できないことがある

契約期間が終了するころ、さらに期間を延長して働きたいと感じていても、病院の都合で契約更新できないことがあります。また、契約の延長ができる場合でも、1~2カ月などの短期間の延長がほとんどです。

働きたい環境を見つけても働き続けられないことや、数カ月後の仕事の状況が不透明なことに不安を感じる方は少なくないでしょう

5. 応援ナースになるための条件

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多くの看護師が応援ナースとして働くメリットを認識していますが、その一方で、どのような条件や手続きが必要なのか知らない方も少なくありません。

この章では、臨床経験の年数や年齢制限、採用の面接プロセスについて、詳しく解説します。

5-1. 臨床経験は都市圏で3年以上、離島で1年以上

応援ナースとして働くためには、都市圏は臨床経験が3年以上離島は1年以上の病院勤務経験が必要です。

多様なケースに対応する能力が求められるため、一定以上の臨床経験が必要とされています。特に、都市圏では多くの高度な医療が行われているため、3年以上の経験が要されます。

5-2. 応援ナースは何歳まで?年齢制限との向き合い方

応援ナースに年齢制限は一般的に設けられていませんが、体力的・精神的な負担を考慮する必要があります。

年齢制限が設けられていないのは、看護のスキルと経験が非常に価値があるためです。ただし、応援ナースの仕事は非常に体力的・精神的に負担が大きいことも少なくありません。

年齢自体は応援ナースになる障壁ではありませんが、体力的・精神的な負担に耐えられるかどうかは個々による問題となるでしょう。

5-3. 採用の面接は現地に行かなくてもOK

多くの医療機関では、オンライン面接を通じて応援ナースを採用しています。たとえば、北海道のある地方病院では、東京都内から応援ナースをオンライン面接で採用したケースがあります。

現地に行かなくてもオンライン面接を通じて採用が可能なため、地域や状況による制約が大きく減ります

6. 実際の看護師からの体験談と口コミ

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どの地域で看護師として働くか、それは単なる地理的な選択以上の意味を持ちます。地域ごとの医療ニーズや文化、環境条件は、看護師としての日々の業務に大きな影響を与えるからです。

この章では、都市圏から離島まで、多様な地域で働く看護師のリアルな体験談と口コミを紹介します。

6-1. 都市圏応援ナースの口コミ

■勤務環境の実態

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Bさん:20歳女性

地域:都市圏応援ナース


都市圏での看護は本当に忙しい。患者さんも多いし、病状も多様。けれど、それが逆にやりがいとなっています。最新の医療機器や設備があるので、他の地域では経験できないような治療も日常的に行っています。疲れるけれど、技術を磨くには最高の環境だと思います

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Kさん:29歳女性

地域:都市圏応援ナース


都市圏での通勤は、電車も車も混んでいるし結構なストレス。その時間がもったいない気がする。その上で、病院も忙しいので、毎日が戦いです。でも、それが克服できた時の達成感は大きいですよ!都市で働くからこそ経験できることも多いですから。

■チームワークとの付き合い方

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Iさん:34歳女性

地域:都市圏応援ナース


大きな病院ではチームワークが必須。最初は皆が忙しくて冷たい印象を受けることもあるけれど、しっかりとコミュニケーションを取ると、実はとても協力的なんですよ。プライベートでの付き合いは少ないけれど、仕事においては非常に信頼できる関係が築けます。

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Sさん:29歳女性

地域:都市圏応援ナース


競争は厳しいけれど、それがまた看護師としてのスキルを磨くチャンス。チーム内での競争を良い刺激と捉え、それをバネにして更なるスキルアップを目指しています。現在は、都市圏で働くからこその成長を実感しています

6-2. 北海道応援ナースの口コミ

■ 冬季の厳しい環境

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Sさん:34歳女性

地域:北海道応援ナース


北海道の冬は本当に厳しい。雪道での通勤や風邪を引きやすい季節が続く中で、看護の仕事は心身ともにきついのも事実。でも、そんな環境で働くことで、他では得られないような忍耐力が身に付きますよ

看護師_笑い8

Tさん:28歳女性

地域:北海道応援ナース


冬季は事故が多く、救急患者も増える。雪での移動は大変だけれど、それが命を救う大切な仕事だと改めて感じます。寒さを乗り越えて得られる達成感は、他の場所では感じられないものです。

■ 夏季の楽しみ方

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Kさん:26歳女性

地域:北海道応援ナース


夏は北海道が最高。涼しい気候で、アウトドア活動が楽しめます。仕事のストレスも自然の中でリセットできるので、看護師としての心のケアもバッチリ!冬が厳しければ厳しいほど、夏の楽しみも倍増します

看護師_微笑み5

Wさん:31歳女性

地域:北海道応援ナース


夏の海鮮は最高ですよ。仕事の後に同僚と海鮮屋台でビールを楽しんだり、週末にはキャンプやハイキング♪ 北海道ならではの美味しいものと自然が、看護師としての生活をリッチにしてくれます

6-3. 沖縄応援ナースの口コミ

■地域文化との交流

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Mさん:29歳女性

地域:沖縄応援ナース


沖縄で働くというのは、ただの看護師業務以上のものがあります。地域の方々との深いコミュニケーションが必要で、沖縄の文化や風習に触れ、理解する機会が多くあります。これは他の地域ではなかなか経験できないことで、非常に貴重な体験です。

看護師_微笑み7

Tさん:26歳女性

地域:沖縄応援ナース


地域に根付いた看護は何よりも大事だと、沖縄での経験で学びました。特に高齢者と接する機会が多く、彼らから地域の歴史や独自の医療観について学べるのは魅力的です。

■熱帯気候の影響

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Iさん:34歳女性

地域:沖縄応援ナース


沖縄の熱帯気候は看護業務にも多大な影響を与えます。熱中症や夏季の脱水症状に対する対応は特に重要で、そのための特別な研修や準備が必要です。

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Sさん:31歳女性

地域:沖縄応援ナース


高温多湿の気候は皮膚トラブルや感染症にも影響します。通常の看護技術だけでなく、地域特有の疾患に対応するための知識とスキルが求められます

6-4. 離島応援ナースの口コミ

■限られたリソースの中で

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Yさん:28歳女性

地域:離島応援ナース


離島での看護は、一言で言うと「挑戦」です。限られた医療リソースの中でどう優れたケアを提供するか、常に考えなければなりません。その過程で新しい発見や成長があり、非常にやりがいを感じます。

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Aさん:32歳女性

地域:離島応援ナース


薬や機器が限られているため、一つ一つの使用法を精査し、最も効率的なケアを考える必要があります。その点が離島看護の醍醐味であり、高度なスキルが要求されます

■コミュニティとの繋がり

看護師_笑い3

Nさん:29歳女性

地域:離島応援ナース


離島での生活と仕事は、コミュニティ全体と密接に関わるものです。そのため、地域住民との信頼関係を築くことが看護の質に直結します。それが離島看護の大きなやりがいであり、人としても成長できる瞬間が多いです。

看護師_微笑み9

Yさん:26歳女性

地域:離島応援ナース


地域との連携は必須で、それによって地域医療が成り立っています。多くの場合、看護師一人が多くの役割を果たすため、その責任感は重いですが、達成感も大きいですよ

7. 応援ナース・トラベルナースを扱う看護師転職サイト2選

応援ナースとトラベルナースは、看護師の新しい働き方として注目されています。

この章では、そんな応援ナースとトラベルナースを紹介する看護師転職サイト2社について詳しく解説します。

7-1. ナースパワー:確かな実績で看護師を強力サポート

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画像出典:ナースパワーホームページ
ナースパワーの強み
  • 豊富な派遣先
    ナースパワーは全国各地の医療機関と提携しており、多種多様な派遣先が選べる。
  • 実績と信頼性
    長い歴史と多くの成功事例があり、看護師からの信頼が高い。
  • 充実したアフターフォロー
    派遣が始まった後もしっかりとサポートがあり、看護師が安心して働ける環境を提供。
  • 専門性
    応援ナースに特化したサービスを提供しており、専門的なニーズにも柔軟に対応。

結論から言うと、初めて応援ナースを始めるのであれば、ナースパワーが一番おすすめです。なぜなら、ナースパワーは期間限定の派遣制度で特に有名であり、多くの実績と信頼性があるからです。

実際に多くの看護師がナースパワーで紹介されて派遣されています。アフターフォローも充実しているので、初めての人でも安心して働くことができます

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7-2. マイナビ看護師:業界ネットワークで多様な求人提供

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画像出典:マイナビ看護師ホームページ
マイナビ看護師の強み
  • 豊富な地域選択肢
    都市圏から地方、観光地まで多種多様な勤務地が選べる。
  • 専門性の高いカウンセリング・サポート
    短期間での勤務や地域ごとの特色に応じたアドバイスが得られる。
  • 医療関係者向けの強いネットワーク
    強いネットワークを活用した豊富な求人情報や医療機関の情報を得られる。
  • 安心のアフターケア
    勤務が終わった後も、サポート体制が整っている。

マイナビ看護師は、医療関係者の求人情報に特に強いという点でおすすめです。

2019年からトラベルナースを開始しているため、ナースパワーに比べると歴史は浅いですが、マイナビグループ全体が医療関係者の転職に強いという点は大きな特徴です。

具体的な例として、マイナビ薬剤師やマイナビ介護職など、医療関係者の転職を横断的に行っています。そのため、その医療機関の情報にも強いと言えます。

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8. Q&A: 応援ナースに関するよくある質問

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応援ナースに興味を持っているけれど、給与や応援先についてはまだよく分からないという方は多いですよね。

そこでこの章で、応援ナースに関する疑問にお答えします。

Q1: 応援ナースはなぜ人気ですか?

応援ナースが人気な理由はいくつかありますが、その中でも自由度が高く、多様な経験を積むことができる点が大きいです。

トラベルナースは様々な場所で働くことができるので、地域や施設による看護の違いを学べます。また、短期間で高収入を得られるケースも多く、これが金銭面での魅力となっています。

さらに、働く場所や期間を自分で選べるため、プライベートとのバランスが取りやすいとも言えます。

Q2: 応援ナースは大変だから給料が高いの?

月収も高く赴任費用も負担してもらえる応援ナース。魅力を感じているけれど、実際働いてみると、「ものすごく忙しいのでは?」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか

実際、応援先は忙しい病院は珍しくありません。中には、古い体質の病院や手書きのカルテや指示書、処方箋を使っている病院もあるでしょう。方言や地域性が理解できず、コミュニケーションで苦労することもあるかもしれません。

しかし、応援ナースは正規職員としての雇用ではなく6カ月の期間限定であるため、割り切って働けるようです。

Q3: 応援先に迷ったら?

看護師転職サイトから、キャリアを活かして働けそうな応援先がないか探してみても、どの職場を選んだらいいのか迷ってしまう方は少なくありません

現地の看護師とうまくやっていけるのか不安に思う方もいるのではないでしょうか。現地の看護師は応援ナースの月収が高いことを知っているので、同じように働いていても収入が違うことに気まずさを感じることもあるかもしれません。

このような不安を抱えている人は、応援ナースを受け入れ慣れているところを紹介してもらうことをおすすめします。

応援ナースへの業務分担に慣れている応援先を選べば、地元のスタッフとも協力体制を取りやすく、働きやすくなるでしょう。

応援先の紹介を行う転職サイトには、これまでの応援ナースからの口コミ情報が集まっています。応援先に迷ったら、転職サイトの担当アドバイザーに相談してみることをお勧めします。

Q4:応援ナースは途中で辞められますか?

応援ナースの途中退職は確かに可能ですが、その際の処理はいくつかの要素によって異なります。

まず、契約が終わってから辞める場合は簡単です。もし病院側から「もっと働いてほしい」と言われたとしても、自分が望まなければ辞めても大丈夫です。この場合、特に罰則はありません

しかし、契約途中で辞める場合は少し難しい点があります。例えば、病院が移動費や住居の費用を出してくれた場合、それらの費用を返さなくてはならないことがあります。さらに、急に辞めると病院の仕事に影響が出ることもあり、その責任を問われる可能性もあります

なので、途中で辞めたいと思ったら、最初に自分が結んだ契約をよく確認してください。そして、上司や人事担当者としっかり話をして、どうしたら良いかを考えましょう

きちんと話し合って、納得できる方法で辞めることができれば、後で困ることは少なくなります。

9. まとめ

今回の記事では、応援ナースとして働くメリット・デメリットや応援ナースとトラベルナースの違いなどについて説明しました。

もし以下の特性があるなら、応援ナースとして働くことを特におすすめします。

応援ナースをおすすめする人
  1. 経験豊富な看護師で多様な病態を学びたい人
  2. 短期間で高収入を得たいと考えている人
  3. 勤務地に柔軟性を持ち、新しい場所で働きたい人
  4. 人間関係が得意で、新しい環境にもすぐに適応できる人

自分が応援ナースとして働くことが適しているか、制度の不明点、福利厚生についての詳細など、多くの不明点や疑問が生じることもあるでしょう。

このような場合は、看護師転職サイトを活用することで、キャリアアドバイザーに直接悩みや疑問を相談することが可能です

応援ナース・トラベルナースを扱う看護師転職サイト

ぜひこの記事の転職を成功させるためのポイントを参考に、職探しにチャレンジしてください。

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

駒田 太一

医療機関の人事担当として活躍中。過去5年間、市立病院で医師・看護師の給与支払いや福利厚生業務を経験し、現在は職員採用や研修の立案・実施を行っています。医療現場の深い理解と経験を基に、看護師の皆様への信頼性の高い情報提供を心掛けています。

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